奥歯が抜けて残りの歯もグラグラで噛むことができない(難症例)


50代女性 患者さんの訴えは「歯周病が重症で歯が抜けて残りの歯もグラグラになってきて食事が上手くできない」とのことでした レントゲンで見ても右下奥の歯はすでに抜けかかっていますのでまずはそこを抜歯させていただいて残りの歯をどうやって守るか患者さんと相談します
お口の中を見せていただくと奥歯が抜けてしまっており、残っている歯も歯周病が重症ですが、ここで見落としてはいけないのが噛み合わせです
横から見るとわかるのですが前歯がうまく噛み合っていない歯が多いため奥歯に噛む力が集中して歯周病が一気に進行した可能性が高いと思われます なので奥歯だけをインプラントなどで治療しても、またそのインプラントがダメになってしまいます。また奥歯が崩壊することによって噛み合わせが深くなっておりこのままでは歯を入れることもできません
そこでまずは仮の部分義歯によって本来の噛み合わせの高さまで回復させていただきます すると前歯が全く噛み合わないので前歯を噛み合わせるためには歯列矯正治療が必要なのですが歯が少ないため歯列矯正のためにも奥歯にインプラント治療を施し、そのインプラントを利用して歯列矯正治療を行う計画を立てていきます


CTをはじめインプラントに必要な検査を行い、安全な治療をすることが確認できたのでインプラント治療を行い、いったんインプラントには仮歯を装着し、それを利用して歯列矯正治療を行なっていきます 

歯列矯正治療が終わり奥歯だけでなく前歯も噛むことができるようになりました 噛み合わせの力をなるべく多くの歯で負担することが歯を長持ちさせるにはとても重要になってきます

噛み合わせが改善できたので矯正装置を外して最終的な被せ物を作成、装着していきます


また噛み合わせだけでなく上顎前突(出っ歯)だった状態も改善され見かけもかなりよくなりました 術前と比較して噛み合わせる歯が増えたためそれぞれの負担が小さくなり、インプラントも含め長期的に 長持ちする状態となり15年トラブルなく過ごされています

⚪️治療期間
約2年
⚪️リスク・副作用
矯正した歯はまた動いてしまう可能性があるため保定装置(マウスピース)を使用していくことによって歯並びがかわらないようにする必要があります。また今回保存した歯周病だった歯やインプラントは患者さんのメインテナンス状況や健康状態によって再度歯周病が進行する可能性があります
⚪️治療費用
約¥2.500.000. (自由診療)(歯列矯正、インプラント、セラミックの被せ物など)
治療費は治療契約当時のものです。 それぞれの治療内容と希望により異なります。
「自費診療の症例をご覧になって、『自分もこうした治療を受けてみたいけれど、費用がわからず不安…』と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
当院では、まず保険診療の範囲で必要な初期治療を行ったうえで、自由診療をご希望の方には、詳細な検査(自費)を実施し、治療方法・期間・費用を明確に記載したお見積もりを作成いたします。
ご納得いただいたうえで治療を開始いたしますので、どうぞご安心ください。
ご相談をご希望の方は、インターネットまたはお電話にてご予約を承っております。お気軽にご連絡ください。








