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Alkaline phosphatase
アルカリフォスファターゼ :血清中に存在するALPのほとんどは肝臓にあり、血清中のALP濃度が上昇する場合には、これらの臓器の壊死や破壊に伴う修復活動として細胞再生が行われており、これに伴ってALPの合成亢進が行われ血中への放出が進んだものと考えられる。ALP異常値の場合、多くは肝障害が疑われる。特にASTやALTの上昇があまり見られないにもかかわらずALP値が上昇している場合には胆汁の鬱滞の可能性が高く、黄疸などを発症する場合が多い。また、肝臓や骨に癌がある場合もALPは上昇する。